止めさせた方が良いと思う犬の行動(後編)

先日途中になっていました未来の回転の様子・・・(^_^;)
ご紹介したいと思います。

前編(こちらから→)でご紹介しましたが、未来の高速回転・・・。
本犬はご飯が嬉しくて、欲しくて、食べたい!!
だからわざわざ叱ってまで止めさせる必要無いんじゃない?!とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、ご覧いただいた通り未来の回転はあんな感じでグルグル回り挙句目を回しながら、それでもまだ回り、酷い時には滑って転んで腰を強打するっていう・・・(T_T)

いくら嬉しくたって自分の感情をコントロール出来ないで腰を痛めたり目を回すほど回転するって、どう考えたって体に良い訳ないです。

それでこの行動を止めさせるためにずっと未来に伝え続け、先日堪忍袋の緒が切れた後の食事の準備の様子をご覧ください。(ちょっと長いかな・・・。)

始まってすぐの興奮時、「こらっ」という私の声に反応してその場での回転をやめているのが分かりますか?
テーブルの周りを回るのは今は「良し」としているので、その場での高速回転になりそうな瞬間に合図を出しています。

そして、まだもらえないと分かると静かに座っている様子も(^_^)v

さて、次はちょっと分かりづらいかもしれませんがテンションが上がってきたのでそれを鎮めるためにやってる行動があるんですが・・・、注意してご覧ください。

未来と凛の動きが止まっています。
ただ、その後未来はテンションが下がっているのですが凛は奥でクルクル回転しています。(これ、凛には叱りが伝わっていないんです・・・)

未来はちゃんと私の声が届いていますね~

さて、最後はこちら

未来はちゃんと座っていますね~。
バックに聞こえるカチャカチャという音は食材を混ぜ合わせている音で、今まではこの音がすると「もうすぐご飯」が分かるから余計にクルクル回っていたんです。

この動画の様に「座れ」の声が聞ける状態ではありませんでした。
前編でご紹介している「高速回転」が酷くなり、何度も繰り返し回る・・・。
食事をもらえるまで・・・(T_T)

その度に私も声を荒げていたんですが、全く届かず・・・。
凛が加わった事で余計に興奮が強くなり・・・
頭にきた私は、

IMG_0907

キッチンのしきりに使っているこちらを・・・
未来の間近で、「ガシャン」と一発 👿

今までもこれを使って同じようにやっていたんですが、私の本気度が違ったかな・・・(^_^;)

それ以来未来にはすっかり私の声が届くようになりました。
でもまだジッと待つことが出来ないのでテーブルの周りを回ります。そのテンションも下がってきているのですが、そこで転んだりすることもあったのでこちらは物理的に環境を整えました。

IMG_0908滑り止めのマットを敷いています。
(未来ちゃん、良い子にその上を歩きます(笑)
そして、凛の様子を見て頂けたらお分かりかと思いますが・・・、凛にはイマイチ届いていない。

確かに凛が回っても大してうるさくないし、腰も悪く無いし、未来の高速回転程酷くない。
でもね、未来には「じっと待ってろ」と伝えているのに凛に言わないのは不公平ですよね。
だから、今度は凛に届くように伝える方法を考えなくては !!と思っています。

興奮が高いと高齢時に心臓が悪くなったりした時に、「興奮させないように」と思ってもその時はなかなか対応出来なかったりします。
だから今のうちから少しづつ興奮しないように行動を止めているんです。

今、その行動が「可愛い」と思っていても病気や災害時の避難の時などには困った事になりかねないのです。

ちょっと困った事があるな~って飼い主さん。
ワンちゃんが若いうちに是非、その行動が止まるように頑張ってみて下さい。
いざという時、絶対に役に立つと思いますよ!(^^)!