FCIドッグショーに行ってきました♪

～犬暮らしの案内人～加藤初枝です

先日、物凄く久しぶりにドッグショーに行ってきました～!(^^)!

って、この写真は国際展示場の駅～^^;
ここから、歩いて会場に向かいました。
会場入り口が近くなると、ショーを見に来た犬連れの来場者の方と多くすれ違いましたが、一見するだけで手入れの行き届いている感じや耳の先だけ垂れるように矯正中のシェルティーの仔犬ちゃんとか・・・。
やっぱり、ドッグショーは違うな～なんて思いながら歩いていると・・・

駐車場に微動だにしないスタンダードプードルが!!
思わず、柵の向こうから声掛けて写真撮らせて頂いちゃいました♪
我が家の未来（みく）も本当はこのサイズ～^m^
素敵だった!!（会場に入る前からテンション上がりました）

会場に入ると、ドッグショーならではの光景が～
このショーに出るためのセットを会場でするんですよ。
丁度、トイプードルがリンクに出ていたのでこれから出る子たちは念入りにセットしていました。
この光景も、やっぱりワクワクして「私、トリマーだったんだな～」って思いました^m^

ショーは一人の審査員が1匹づつ体を触ってチェックします。目の形、体格、歯の並び方全体の様子などを見た後、リンク内を直線で歩きます。折り返して審査員の前で立ち止まるのですが、その時の立ち姿も審査対象です。
そして、リンクないを円を描くように少し小走りで走り歩様をチェックします。

そのあと最後の写真の様に並んでジャッジを受けます。

大抵、立ち止まる時なんかにフードを使って「ステイ」させるのですが、最近ではオモチャを使う方もいるんだな～と思ってみていました。
そんな中、お一人だけフードもオヤツも使わずにステイさせていた方がいて、個人的には好感が持てました♪

まだ、パピーの子だったようですね～。
そして、一際目を引いたのが同じパピーのこの子!!

ハンドらーさんも物凄く慣れている様子だし、この犬の落ち着き度は半端ない感じがありましたよ～。
この子、良いな～♪と思っていたら案の定!!
小さなトロフィーもらっていました(^_-)-☆

それとね、リンク内でもすぐに気になるところを直せるようにハンドらーさんはこんな所にコーム（櫛）を～

こちらは・・・

イングリッシュセッターが被毛をストレートにするのにヘアーアイロンを使ってセットしていたり～

ドッグショーは賛否両論あると思います。
私の個人的な意見は、
人間が作り出した犬種なのだからやはり「スタンダードは守るべき」だと考えます。
見た目だけのショーの為に不幸な命の問題が言われますが、ショーに出ている犬達は（特に賞をもらうような子たち）精神的な落ち着きも兼ね備えているのです。
今は、小型犬のＭＩＸ等がペットショップで売買される事が普通になっていますが、それこそ犬を知らない、人とはちょっと違う外見の犬を欲しがる人間の欲求を満たすための繁殖の方がよっぽど危険だと感じています。

産まれてきた命に責任を持つ事は当たり前の事だと思います。
それが、ショーに出るような子でもペットショップで売られるＭＩＸの子でも一緒です。

だから決まりごとは必要だと考えるんです。
少なくとも犬種を知りつくし、いかに良い子を次へ残していこうと考えるブリーダーが犬の繁殖をするべきだと思います。

・・・と、ちょっと硬い話になってしまいましたね^^;
会場にはたくさんのワンちゃんが来ていました～