~犬暮らしの案内人~加藤初枝です
シャンプー、タオルドライが済んだら・・・
今度はドライヤーですね!!
飼い主さんが一番苦手な部分かもしれません
写真のような両手を放せるドライヤーが自宅に欲しい~っていう方も多いですね
それはなかなか難しいのが現実・・・
自宅にあるハンドドライヤーで乾かすことになると思います
楽に乾かせるのは
被毛が短い
毛量が少ない
抜け毛がない
例えばヨークシャテリアや、マルチーズ、トイプーなどのサマーカットしている個体は乾く時間も早いですね
被毛が1cmくらいなら
シャンプーでしっかり汚れや脂を洗い流し、タオルドライをしっかりしておけば
ドライヤーは数分で済むかもしれません
ある程度乾かして自然乾燥でも問題ないかもしれません
被毛が短くても・・・
チワワやダックスのスムース、ジャックラッセルテリア、ラブラドールなどは意外と水分が残りやすいのでタオルドライをしっかりしてあげたほうが良い犬種になります
その上で、体の毛を逆撫でるようにしながらドライヤーの風を入れると比較的楽に乾きます
この子たちもある程度乾かしたら自然乾燥でOKなタイプ
被毛は短いけれど、下毛があり毛量が多い、抜け毛あり・・・タイプ
柴犬、ポメラニアン、パピヨン、大きな個体だとグレートピレニーズなども入ります
このタイプは難易度が少し上がります
下毛に水分が残るのと、要らない毛が残ってしまっていると、いつまでも乾かなくなります
表面は乾いているように見えて、なかなか乾きづらいことが多いです
被毛の長さにより、毛玉にもなってしまいます・・・
一番気を付けてほしいのが・・・
被毛が長く、抜け毛が無いトリミングが必要な犬種
デザインカットなどしている、トイプー、シーズー、マルチーズなど
大きな個体だとオールドイングリッシュシープドッグや、ベアデッドコリー、アフガンハウンド・・・とか(カットは必要じゃないですけれどね)
このタイプをタオルドライまでの生乾きのまま放置すると・・・
毛玉になります・・・(T_T)
毛玉になると・・・
状態の良し悪しもありますが・・・
バリカンでツルツルに刈るか?毛玉を取る間の苦痛を愛犬が我慢しなければならなくなります
飼い主さんが一番、苦手で放置しやすいドライヤーですが・・・
しっかりと乾かして!!
あげて欲しいのです<(_ _)>
被毛が濡れている状態で、摩擦が起きると・・・頑固な毛玉になります
私たちトリマーは・・・
ブローの時にスリッカーやコームなどを使って全身の毛を乾かしていきます
これにより、触り心地が良かったり毛玉にもならずに長い毛をキープすることが出来るんです
ここで少しだけ・・・
私の事を(笑)
実は私・・・
作業の中で一番ドライヤーが嫌い(笑)
でも・・・
一番人に任せられない部分でもあります(笑)
ドライヤーの仕上がり次第でカットのしやすさが格段に変わるから~
それと・・・
これは駆け出しの頃教えられたのですが、全身の皮膚をしっかり目視で確認せよ!!
って事
これが出来るのはやっぱりドライヤーの時間しかないかな~?って思っています
その反面・・・
一番時間がかかる部分でもあるから・・・
犬の負担を考えなきゃいけない作業部分でもあるということ
飼い主様には
出来る限りでいいので~
体全体を乾かせるように努力して頂きたいと思います(^_-)-☆
人用のハンドドライヤーは比較的、高温なので
犬の体からの距離を離すなどして工夫してもらうといいですね
ご家族などに、手伝ってもらって
犬の動きを止めておいてもらうと比較的楽に行えます
時間はいつもよりたくさんある!!(笑)
だから少し時間をかけてドライヤーしてみて下さいね
それでも難しい場合には・・・
うちのお客様に限りですが( *´艸`)
営業再開しましたら~
私がどうにかしますんで!!
何とか自宅シャンプー頑張って下さい!!
宜しくお願いいたします<(_ _)>