~犬暮らしの案内人~加藤初枝です
先日のブログ~「素敵なご招待♪」
この時の出来事でちょっと私が感じた事を・・・。
文章の中で、「ライクルがかいを追いつめた・・・」とあります。
実はライクルがかいに向かって行ったとき、途中、未来に向かってもライクルが一瞬吠えついたんです。
その時、私は未来に
「未来、こっちへおいで」
と声をかけました。
未来は私の声が「聞こえた」ので、こちらに来てくれました。
でも、ライクルは未来が横に逸れたのでまたかいに向かって行ってしまった・・・。
事なきを得たので良かったのですが・・・
ここで思った事。
未来は手のかかる子・・・
と思って迎えました。
手のかかる子とは、体の問題(オシッコが漏れる)が一番なのですが、食事の時の高速回転もかなり手を焼いています・・・(T_T)
この写真のブレ具合(笑)
本当にこの通りの回転具合で(>_<)
回転しては目を回していた子でした。腰や足が悪いのに、高速回転すぎて、転んで腰を打ったりしていました。
ただでさえ足腰が悪いのに、これを放置していたら大変な事になる・・・、と思ったので止めてもらおうと思いました。
未来が来て毎日毎日、常に言い続けて(正直疲れます・・・)最近では年も取ってきたからですがだいぶ声が届くようになりました。(高速回転は無くなりました(^_^)v)
毎日毎日、言い続けた事でいざという時のパニック状態の時に
「未来、こっちへおいで」
が、伝わったのだと思いました。
また、「吠え」についても・・・
チワワのダイくんとママの様子を見ても思うことがありました。
ダイくんはママの声が聞こえる子。
ママもきちんと対応出来る方。
なのに・・・、
吠えた時に、「叱って褒める事」を忘れてしまっていた・・・。
PALの教室に来て、テンションの上げ下げをしているダイとダイママを見てとっても良く出来ているのに、カフェなどで吠えが止まらなくなるという困った問題があると事前に連絡もらったのでちょっとビックリしたんです。
察するに・・・、
ママの気が逸れている時にダイが吠え始めてしまう事がダイママには問題なのだろうな~
ダイが吠える前に声をかけるのも、カフェなのでは難しいのかな?
それなら、見えないようにキャリーなどで待たせる新しい行動を教えてしまう方が良いのかな?とも思っていました。
でも、今回行ってみて・・・ママとダイの様子をみて・・・
普段から「叱って褒める」をしてもらえればカフェなどのちょっと飼い主さんの気が逸れてしまう時にも声が届くようになる!!と思いました。
ご自宅に帰ってからも続けていらっしゃるようなので、「吠え」の時間が短くなっているそうです!!
吠えは飼い主さんが困ってしまう、悩ましい問題です。
止めて欲しい事を「叱って止めたい」場合には毎日の生活の積み重ねも絶対的に必要です。
例えば、いつもいつも犬の思うように行動させている場合。
犬は「イケナイ」を知りません。
だから、問題だと感じる行動の時に「イケナイ」が通じないのです。
叱る場合は、人前だろうが外出先であろうが「ダメ」と決めた事を「イケナイ」と叱らなければいけません。
習慣化した行動を止める事は難しいかもしれないけれど、言い続ける事でいつか必ず行動が治まってきます。
言い続ける事って事は、どれだけ犬と関わる時間があるか?って事です。
毎日仕事で忙しくろくに犬に時間が取れない・・・というのであればなかなか難しいかもしれません。
でも、「犬と暮らす」と決めて一緒に生活しているのなら・・・
是非、時間を作って欲しいと思います。