自宅で出来る免疫力UP法~食事~

~犬暮らしの案内人~加藤初枝です

5月19日のドッグカフェ・・・
内容盛りだくさんで、分かりにくい・・・かな(^_^;)

一つずつご紹介しますね(^_-)-☆
先ずは講座から~

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私がいつも常々思うのは・・・、食べている物は【重要だな】って事です。

トリマーとして長い間、犬と飼い主さんの様子を見続けてきました。
初めは病気はお医者さんが直してくれる!!と思っていました^^;
でも、病院に真面目にかかっていても症状が改善されないケースを多く見ました。

特に皮膚炎について・・・
正直、薬を使い始めたら病院通いは無くならない・・・。と思っています。
そして、薬を多用した犬の最期が本当に辛い物だった・・・。
と、お伝え出来ます。

≪例1≫

小さい時から病気に多く罹る子でした。
目と皮膚で常に病院通いで獣医さんも何軒か通っていました。
飼い主さんとしてやることを充分していました。
ですが、目はドライアイで自力で目を閉じる事が難しくなり、皮膚炎も常にお薬は飲んでいましたが良くならず。
晩年は結石が出来て尿が思うように出せなくなり、充分出ていないとカテーテル(獣医さんで)で尿を出さなければならない。
処方食も食べ、薬も飲み、尿道の出口をペニスの横→肛門の下にする(出来るだけ膀胱から近い場所で排尿できるように)手術も受けました。
ですが、どの処置をしても1か月後には膀胱内に結石が溜まってしまう・・・と言う子がいました。

≪例2≫

小さいころから食事は安価な缶詰とドライフード。それもあまり食べないと言っていらっしゃいましたが、何故かどんどん体重は増えて・・・
オヤツのジャーキー(半生)の量が半端なかったです。
体重が増えてきた頃から皮膚炎が出始めて薬は毎日。
痒みが止まらないのでステロイドを多用。
ジャーキーを止めるように伝えても改善されず、薬を飲み続けましたが、ステロイドの副作用【クッシング症候群】になり、それ以降は薬さえも使えない状態になりました。

≪例3≫

手足舐めをしていて毛が無くなっていました。
獣医さんで薬を処方され毎日飲ませていても症状が良くなる事はありませんでした。食事は処方食。
ステロイドの多用は危険とお伝えし、途中新薬を試す事に。
新薬は副作用は無い。と言われていたので飲ませ続けました。
すると、体のあちこちに多量のイボが出来ました。
皮膚に強いという獣医さんで診てもらう事になり受診すると、イボは新薬の副作用だ・・・、と。
そのうち血尿も出すようになり、恐らく体の中にも出来ているのでは?という見解でした。
晩年薬を使わないで過ごしましたが、皮膚の症状が悪化する事も無く(良くなる事もありませんでしたが)現状維持の状態が続いていました。

もちろん、個体の強さや弱さも十分関係しているとは思いますがそれよりもやはり毎日の食事が大きく関係していると思います。
逆に食事を気をつけたら症状が改善したケース

≪例1≫

皮膚炎が起きやすい犬種でした。
獣医さんがあまり薬を勧めない方だったのも幸いして、投薬はされていませんでした。
手作りごはんは「苦」にならないとの事だったので夕食だけでも完全手作りを!!と、お勧めしました。
朝のドライフードの変更はしませんでしたが、一時強く皮膚炎が出た時は半生系のオヤツをあげていました。
それを止めて頂くようにお伝えすると見事に症状は改善傾向になりました。

≪例2≫

長年同じフードを食べさせていました。
特別病気にもならなかったのですが、皮膚炎が出てきました。
食事を改善(良質のドッグフード)してもらったら、いつもならとっても臭いのに、体のニオイが臭く無くなった!!
皮膚炎も酷く悪化はしていないし、皮脂のベタつきが気にならなくなりました。

悪いケース、良いケース
どちらも見ています。

その上で、皆さんに食事の重要性を知って頂きたい!!と思っています。

人間一人一人の体質が違うように、犬達だって体の様子は様々です。
我が家も多頭飼育ですが、本当は二匹の食事は違うんです。
(我が家は凛に皮膚炎があるので、未来の食事とは若干の違いがあります。)

今回講座内では

犬の食事療法インストラクター師範 柳沢ひろこ(necco舎)さんに、【カラダを創るごはん】という内容でお話し頂きます。

柳沢さんは犬の保護活動にも積極的に参加され、ご自宅ではご自身の愛犬と保護犬と生活されています。(柴犬と日本犬MIX)
ご自身の愛犬達に作っている食事や、個々の個体の様子を見て日々生活されている様子など含めてお話し頂けると思います。

私の考え(食事の事)は栄養学的な方向ですが、柳沢さんは漢方的な要素が多いです。
私の漢方は聞きかじり程度なので、実際に学ばれて師範をとられた柳沢さんは個体の経絡などもみて食事相談、食箋も出して頂けます。(食箋は具体的な食材をお知らせ頂けます)

今はネットで検索すれば答えは返ってきます。
講座に出る必要はない・・・かもしれません。
ですが、ネットは自分が欲しい答えが返ってきます(検索キーワードを入力しているの時点で、すでに・・・)
ですが、【生きている情報】はネットではなかなか見つかりません。

それと、柳沢さんおススメ食材を使ったごはん
私加藤が、作らせて頂きます!!
カフェのワンコごはんになるかな~(笑)
試食もあり?かな^m^
こちらもお楽しみに~

講座には愛犬を同伴して頂く事が出来ます。
講座内は皆さん着席して動きが無いので、怖がりなワンちゃんも時間の経過と共に落ち着いて(怖くない!!)と教える事も出来ます。
また逆に動いてしまう・・・騒ぐかも?とご心配な方も大丈夫。
講座では私と、トレーナーさん二名がいます。
犬のサポートはお任せ下さい。