飼い主さんが理解して下さい!!

~犬暮らしの案内人~加藤初枝です

お店をご利用頂くワンちゃんと飼い主様、1日でも長く健康で幸せな生活を送って頂きたいっ(^_-)-☆

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これが私の一番の願い!!
(もちろん、私自身も愛犬と健康で楽しく幸せな生活を1日でも長くすごしたい(^_-)-☆)

トリミングでお預かりすると気が付く事って結構あるんです。
例えば、
いつもより動きが少ないな
ん?いつもはばたばたしているのにジッと立ったままだ・・・
あれ?いつも肛門こんなに汚れていないな・・・おまけに少し赤い感じがする?!血便?

大体この時点で大抵飼い主様にお電話で確認します。

このケースの場合・・・
お電話では
いつもと変わらない便である事
いつもお尻の周りが汚れる事
この状態はずっと続いている

を確認しました。
この子の場合、
いつものヒアリングでドライフードよりはお肉が多い食事を与えていることを知っていたので
多少の便のゆるさと色が黒いのは致し方ない所があります。
電話後体温を測っても平熱である事、体温計に血液などついて来ない事もあり、飼い主様の「いつもと変わらない」を信じてシャンプーに入りました。

体を濡らして肛門腺を絞ると・・・
鮮血では無いですがうっすら赤い・・・(>_<)

体を濡らしてしまったのでとにかく途中でやめるわけにもいかず、なるべく手早くシャンプーしトリミングを終わらせて飼い主様にお届けに行くと・・・

「ずっとそうなのよ・・・」と。
「?」(・・・私)

よくよく話を聞くと
まず、食事が肉主体からフード主体に切り替わっていて便の様子も言われてみたら黒い気がするし、何より「ここ1週間くらいはずっとお尻を拭くと赤い」って事が判明(-_-;)

「昨日も目の治療で獣医さんに行って、明日トリミングですって言ったら、『キレイになるんだね~』と言って別に止められなかった・・・」と。

確認するともちろん、便の事は全く獣医さんには告げていませんでした(>_<)

15才になる子なので、前回からのトリミングから約1か月ですが、高齢になればその1か月が半年にも1年にもなる事がある事。
体調が悪い時にトリミングする事がいかに犬に負担になるのか?
・・・などをお話しさせて頂き、(今までの飼い主さんとのお付き合いから考えて)なるべく早く獣医さんで診断を受けるようにお伝えしました。

お店でのアドバイスはワンちゃんの状態ももちろんなのですが、飼い主さんのパーソナリティーも考えてアドバイスさせて頂きます。
気になった事への対応は結果的に飼い主さん自身がやって頂かないと困る訳なので、どの解決法が目の前の飼い主さんへお伝えするのがベストなのか?を常に考えています。

いつも私が思うことは・・・
「トリマーさんに気づいてもらえて良かった」と仰って頂くより、私が気づいた異変に・・・
「そうなのよ。でもきちんと把握しているから問題ないです」
と仰って頂ける飼い主さんにが増えて欲しいな~という事です。

私なんかより、いつも一緒にいる家族が一番の理解者であって欲しい・・・

そんな想いからついつい、口調がキツクなる事もあります。
ですが、飼い主様とワンちゃんの幸せを願っての事だとご理解頂けると嬉しいです<(_ _)>