25年間、トリマーとして犬を見続けて

前回のブログで凛のしつけの様子書かせて頂きました。

凛をご存知の方は、人が大好きで咬みつかず天真爛漫で良い子なのになんで?しつけが必要?って思われる方も多いかと思います。
もちろん、凛はとっても良い子です♪
凛のバタバタする感じも、好きな方多いのではないでしょうか^m^

でもね・・・、長い間トリマーとして犬を見続けていると
凛のタイプは心臓が悪くなるケースが多い・・・。
また、頑固に噛みつくタイプの子は癌になるケースが多い・・・。
もちろん、全てが当てはまる訳では無いですが経験上、何となくの「勘」と言うのかな・・・ 💡
凛の心臓は心配なんです・・・。

それと凛のタイプは日常的に「ダメ」「NO」を教えてもらうケースが少ないんです。
確かに可愛いし、ちょっと騒がしいけれど咬みつく訳では無いから制限がかけられる事は無い。

ワンちゃんも性格が様々で
怖くて・・・、吠える子や、咬みつく子、その場から逃げる子、ビクッとするけどそれくらいな子、ジッとしていられない子(動き回る)など・・・。
同じ感情なのに、この中で「ダメ」「NO」と教えられる子は「吠える子」と「咬みつく子」ですよね。(多分ですが・・・)

それってちょっと不公平かな?!って思っちゃう

トリミングでも、長い期間お世話をさせて頂いて感じる事は・・・
咬みつきや、イケナイ事をする子の方が長いスパンで見た時に段々良い子になって行きます。
逆に、若い時はさほどトリミングも嫌がらなかった子が高齢になると我慢が効かなくなる印象があります 😥

これってやっぱりいかに犬に対して教え(伝え)続けてきたか?が重要になるのかもしれないな~と思うのです 💡

それに、凛のタイプは毛毟りが多いんです・・・(T_T)
一度は治まった凛の毛毟り・・・、実は再発中!!

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分かります?!
丁度膝の部分になりますが白く皮膚が見えているでしょ~ :-(

この毛毟りは経験上からストレスが原因と思っています。
じゃ~何がストレスなの?と言われたら凛に聞いてみないと分からないけれど、当初から思っているのは「自分の考えが間違っていない」って感情かな?と思います。

何でも好きな事が通る生活で、人間側の都合で我慢せざるを得ない時凛にとってはストレスが強くなるのでは無いかと思っています。
他に考えられるのは運動不足もあるかな~

それに、お客様のワンちゃんを見ていたりお話を聞いたりしていると、高齢になって、病気になったりするとその時点ではしつけをするのが難しい・・・(T_T)ってこと。

特に、凛に心配な心臓は悪くなると大抵「安静に・・・」と獣医師から指示が出ます。
日頃、興奮した時に「ダメ」「NO」を教えてもらっていないワンコは自発的に「心臓が悪いから騒がない方がいい」等とは決して思わないのです。
例えば食事の前に興奮しまくる事を「良し」「OK」としてきた場合、食事が欲しくて興奮して倒れてしまう・・・というケースもよくあることです。
また、インターフォンや電話の音で興奮する場合、興奮させないように全ての音を鳴らさないように生活している方もいらっしゃいます。

日々の生活でいかに伝え続ける事が出来るか?
どのワンちゃんにも平等に高齢時はやってきます。

今、出来る事は今のうちに~♪

ついつい、後々のワンコの生活を考えてしまう私なのでした(^_^;)