同行避難・・・お客様からの貴重な情報

~犬暮らしの案内人~加藤初枝です

前回のブログから2週間経っちゃいました(‘◇’)ゞ
来月、12月のトリミングの予約を詰めていまして・・・
少し落ち着きました

台風19号の時…
市川市の避難所情報を携帯で確認しました
避難所は少ないながらも開設されていて、我が家は水が心配なので高台の避難所がどこなのか?確認したつもりです
(確か・・・前日だったかな?)

その際、場所を確認できたのですが~
最後まで読み進めていくと

ペットの入室は出来ません

の一文がありました( ゚Д゚)

_43A8267我が家の愛犬は15キロの未来(みく)がいます
一人で愛犬を連れて避難するとき・・・

どのタイミングで避難が出来るのか?

これって結構重要な問題でした
雨の降っていない時間帯から避難できれば車で全て(犬とケージ)を運ぶことも可能ですが、水が上がってきてからの避難はとても出来ないと考え・・・

今回、避難所に入室(同【伴】避難)できなかった場合の

最悪

を考えてお客様にお願いをして避難させて頂きました

 

ここからお客様にお伺いしたことをまとめます
現実に避難をされた飼い主様たちがいらっしゃいました

①高台の避難所へ行かれたケース

お子様ご家族と避難されたそうです
ネットで避難情報を確認してもよく分からないので、実際に避難所へ出向いて避難の様子を聞いたそうです
すると・・・
聞きに行った時点ではまだ避難勧告が出ておらず
避難所も人が少なかったので

「今ならペットと一緒の部屋に避難できます」

と言われたそうです
そこで、お孫さん含め一家で避難(ペット同伴避難)出来たそうです
人間はパンが支給されたそうで、最初は一つづつ
その後、再度支給された時は好きなだけ食べてくださいと言われたとのこと
ペットにも、シニア用の食事だったそうですが支給があったそうです

部屋の中はもちろん
ペットと一緒に避難してきた飼い主様がいらっしゃり
真ん中が空いているくらいの余裕があったそうです

もちろんペットはケージ等に入れなくてはならなかったのですが
お客様は持参しておらず

「それなら帰る!!」

と言うと
職員さんが箱を持ってきてくれたとのことでした

周りの犬が吠えたり・・・
ケージの中でジッとしていられないからなのか?
飼い主さんが抱きながら横になる方もいたそうです

②近くの小学校へ避難されたケース

お体の不自由な方と一緒の避難
もちろん、お体の悪い方は部屋の中へ案内されたそうですが・・・
ペットと一緒の方は昇降口での避難となったそうです

昇降口は、隙間から蚊が多く入り
蚊に刺されることとの戦いだったそうです
(こちらは情報が少なくてごめんなさい)

 

同じ市川市内の避難所で
これだけの差があるんだな・・・と(>_<)

 

もちろん行政としてきちんとやっていただきたい!!
という気持ちがあります

でも、でもね・・・
やっぱり飼い主として

万が一の時のための経験

を犬にさせておいてほしいと思いました

同時に・・・
飼い主がしっかりと知っておかなければいけない事実

国が勧めている【同行避難】とはどんなものなのか?
しっかりと理解する必要があるんです

皆さん~

「同行避難だから一緒に避難出来るんでしょ?」

なんて軽く考えていませんか?

 

そしてペットと暮らす私たちにとってはかけがえのない家族だけれど
人間社会の中から見たときには・・・

人間ではない
動物であること

が突き付けられること!!
しっかり認識しておいていただきたい

 

そんなことも知っておいて頂きたいので
今週末!!
11/16にお店のある自治会の【避難訓練】があります
(注)人間の避難訓練がメインです

ですが、同行避難訓練もさせていただけることとなりました
お時間が許す方は是非!!ご参加ください

前回記事→【住んでよかった町づくりフェスタ、参加します!!】