犬と暮らすという事・・・

~犬暮らしの案内人~加藤初枝です

今日は・・・
とっても気分が重いのですが・・・
やはりお伝えしたいので書かせて頂きます

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シャンプーでお迎えに行ってほんの数分待たせていた間に・・・

分かりますか?
向って左側の耳から出血です(T_T)

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耳介の皮膚炎が進行して皮膚は腫れあがって耳の穴が塞がっています

この子は高齢のお母さんと暮らしています
可愛がっていたお父さんが亡くなってから、お母さんも認知?が進んでいらっしゃるようです
お近くにお子様はいらっしゃるのですが・・・

犬と暮らしていて・・・

飼い主側が高齢になった時に愛犬が亡くなり、犬との暮らしを忘れられないから・・・と
次の犬を迎える・・・

決して悪い事では無いんですよ

でもね・・・
ご自身は健康でいる事が出来るのか?
自分の意思決定がはっきりと出来るのか?

ガン・・・
認知症・・・

かなり多くの方が罹ってもオカシクナイ時代なのかもしれません

ご自身や家族がそうなってしまうと、犬へかけられる時間が減るのはある意味仕方の無い事なのかもしれません
でも、犬も【命ある動物】なのです
人間社会で人の飼育下に置かれている犬達は自分の意志だけで行動する事は出来ません・・・

お客様にも高齢になってから・・・
仔犬を迎える方がいらっしゃいます

自分たちの欲求(犬を可愛がりたい・・・一人で寂しいから・・・)の為に購入する・・・

これって・・・「?」
どうなんでしょう?

私も犬と暮らしています
母の看病と仕事、犬達の世話
毎日優先順位を決めてやりくりしていますが、犬達にかけられる時間は減っています

それでも・・・

「命」を守ること
「不快感・苦痛を与えない」こと

これだけはどんな事があっても守ろうと思っています

何年もこの子のご家族に伝えてきたのですが
飼い主様は【理解出来なく】
ご家族は【犬に興味がない・・・】
のかも・・・しれません

もし、犬と暮らそうと考えていらっしゃる方がいたなら・・・

犬は生きています
モノではありません
共に暮らそうと迎えたなら・・・
どんなに忙しくても

最低限のお世話を

終生、変わりなくしてあげられるのか?

良く考えて頂きたいと思います・・・