犬との暮らし方

～犬暮らしの案内人～加藤初枝です

犬との生活を夢見て、初めての犬との生活をする時・・・。
皆さん、それなりに「犬との生活」を想い描く事でしょう。

もしかすると、犬を迎える前から本を読んだり購入先の販売員さんにいろいろ質問したり、獣医さんに聞いたり・・・

でも、自分の思い描くような生活が出来ない(>_<)って事ありますね。
飼い主さんからいろいろお話を聞く事がありますが、いつも思うのは・・・

甘やかしすぎ・・・（笑）

しつけでも・・・
陽性訓練と言われる訓練が主流みたいです・・・(T_T)
陽性訓練は簡単に言えば、「褒めてしつける」「犬の嫌な事はしない」の様なしつけかな？

私個人としては・・・
あんまり容認できないですね((+_+))
「褒めてしつける」←これ!!出来ない訳では無いです。
でも、それをするには・・・
犬の行動を先読みして褒めていい行動をとらせるように誘導しなきゃいけないと思うのです。
これ!!かなり高度ですよ!!

また、犬が嫌がる事をしない!!
って飼い主さん・・・、多いですよね（笑）
犬が思うように行動させる事が、犬を可愛がっている!!と錯覚しているのでは？といつも思います。

犬の嫌がる事をしない

例えば、想像してみて下さい。
お金持ちの家に産まれて蝶よ花よと可愛がられ、産まれて一度も叱られた事も無く、ワガママ言っても全て叶えられ、何か欲しいと言えば金額なんて関係なく買い与えられて育った子供が成人して社会に出たら・・・

我慢出来ない・・・、ストレスに相当弱い・・・、成人になっていると想像できませんか？

動物の社会でも親は子供を叱るという話は聞きます。
叱る事も親の愛情だと思うのです。

実は今朝、facebookでこんな記事を見ました。

この記事の中村さんは、犬と飼い主さんに真面目に向き合っている訓練士さんだと思っています。
記事の中にもありますが、強い気質の犬に何も（叱る、イケナイ事をイケナイと伝えない）しなければ、手が付けられなくなるのは当然の事なんです。

この記事では柴犬が取り上げられています。
私もトリマーとして長い事犬と接していますが、柴犬は確かに扱いが難しい。
でも、理解してあげればシャンプーだって出来るようになる。
それは、私がその子の許せる範囲の力加減を分かってあげたから!!だと思っています。

本当は飼い主さんにもその力加減を知って欲しい・・・。
だって、私の愛犬ではなく飼い主さんと暮らしている犬だから・・・。

柴犬を例に挙げましたが、他の犬も一緒です。
神経質で痛みに弱く、頑固な犬って・・・（笑）
柴犬だけじゃなくてたくさんいる!!

犬が可愛い♡
それは私だって同じ!!（未来凛可愛いもん）

でもね、しょっちゅう私に怒られては、褒められているんです^m^
それでも私の事～好きでいてくれていますよ^m^

あとね、犬の思う通りにさせていると
犬は自分なりに生活のルーティンを決めてしまう・・・。
人間が一つの間違いなく、そのルーティンを守れればいいのですがそういう方は・・・、本当にごく僅か(>_<)

頑固な性格の子は
その決めたルーティンが崩れる事で多大なストレスを溜める事になる・・・。

意外と多い、犬の手足舐め、毛毟りなどはそういうストレスもかなり大きな要因だと思っています。

犬を人間社会で暮らす事を強要したのは人間です。
人間社会に於いての生活の仕方を教えるのは飼い主さんの役目です。
そして、飼い主さんは誰よりも自分の愛犬を理解してほしい!!と願っています。

犬のとこやさん