~犬暮らしの案内人~加藤初枝です
2011.3.11、東日本大震災が発生した日です。
当時の事は今でも鮮明に覚えている方も少なくはないと思います。
報道でも仮設住宅の事や被災地の様子が流れていますね。
私はあの時、自分に出来る事として
当時茅ケ崎に集められた福島の被災犬のお世話に行きました。
今もなお、シェルターで暮らす犬達がいます
現在はJ-Taz’s Animal Shelterとして福岡の朝倉で保護犬達のお世話をしてくれています。
福岡となるとなかなかお手伝いには伺えないので、お店としてはトリミングご利用のワンちゃん達がトイレをしてしまった時に、「わんこトイレ募金」、今年から始めたドッグカフェで飼い主様の飲み物代金を募金という形でご利用の皆様にお願いしています。
上の写真の左側が、J-Taz’s Animal Shelterさんへの募金箱です。
当時のボランティアさん達も色々な場面で資金援助の為の活動をしています。
年末に販売するカレンダーもそのうちの1つです。
毎年、3.11の時には募金活動などもされていると聞いていたのですが、なかなかお仕事で駆けつける事が出来なかった・・・。
でも~、
7年目を迎える今日!!
奇跡的にトリミングの予約が入らなかった(^^♪
そこで少し貯まっていた募金箱を整理して~
お金を数えてみたら・・・
¥5,770-
それをこの封筒に入れて~
今日は七里ガ浜でフリマをしているというので、未来(未来は震災犬ではありませんが、J-Taz’s Animal Shelterの出身です)と駆けつけてきました。あっ、もちろん凛も一緒にね(^_-)-☆
みなさまからお預かりした募金は未来が代表して募金箱へ入れてくれましたよ(^_-)-☆
そしてね、素敵な絵も~
ボラさんのお友達が描いてくださったとか。
facebookで見ていたので、実物が見てみたかった^m^
私が、皆さんにお伝えしたい事・・・
どんな状況下になっても大丈夫な様に犬達に準備をしてあげて欲しい
という事です。
防災グッズの中に犬用品はもちろんですが、最悪の事態を考えて欲しい・・・。
災害が起きて、必ず愛犬の傍にいる事が出来るのか?
あなたは生きていられるのか?
家は壊れないのか?
車で避難?真夏でも?
飼い主さんが元気で傍にいられる保証は・・・、私は、無い!!と思っています。
避難所には避難しないで、自宅で(車で)避難するから・・・。
と、皆さん仰います。
でも、飼い主さんが元気で犬の傍にいなければ犬は路頭に迷います。
保護団体さんが受け入れてくれますが、災害間もないころにはケージの中で23時間50分位は暮らさなければなりません。
噛みつく犬の場合はその10分さえも外に出る事が叶わないかもしれません。
自分の家だけで過ごしてきた子たちは、環境の変化に多くのストレスを溜める事になります。
食事も食べないかもしれません。
ストレスのあまり、トイレも出来なくなる子もいるでしょう・・・。
最低限・・・
クレートやケージで過ごす事が出来るように
そして、色々な状況下に連れ出したりして多くの経験を積ませること
最近、わんずメンバーのお出かけの様子をブログにあげていますが、あのような「経験」をさせておく事が重要です。
色々な刺激に慣らしておく事・・・
犬は自分からそんな事をしようとも思わないし、出来ません。
飼い主さんが誘導しなければ「経験」を積む事なんて出来ません。
2011.3.11から7年を迎えた今日
少し考えてみて頂けたら嬉しいです<(_ _)>