最近、多いな・・・(>_<)

~犬暮らしの案内人~加藤初枝です

ここは僕の場所

愛犬の具合が悪いと飼い主さんにとって、かなり深刻な問題になりますね。

ここの所多いのが・・・
心臓疾患のワンちゃん達・・・(T_T)

昔はこんなに多く無かったのに・・・
とついつい思ってしまう(>_<)

確かに昔に比べたら動物病院も多く、飼い主さん達も具合が悪いとすぐに診察へ・・・
と言う方が多いから長生きになった!!という説もあるでしょう。

でも、だからと言って私がトリマーになりたての頃25年以上前のワンちゃん達が10歳未満で亡くなっている子が多かったか?と言われれば、そんなことも無かったよね(・・?
と、思ってしまう。

 

それよりも明らかに私が思うのは
興奮症のワンちゃんに凄く多い気がしています。
興奮と言っても、分かりやすく動きが活発な子という訳でもなく、例えば緊張して息遣いが早くなる子や、何か苦手な物など目の前に来ると一気にテンションが上がるタイプの子にも多いと感じています。

何が原因なんだろう・・・

つくづく考えた事がありました。
ペットブームの裏でずさんな繁殖が繰り返されている結果、弱い個体が産まれて来た・・・
毎日食べているドッグフードも、安価なフードには使われる食材も良いものではない為、健全な体が作れない・・・

そして、過去に読んだ本の中に・・・
安楽死された動物の「心臓を止める薬品も一緒に」動物性油脂としてドッグフードに使われている・・・などと言う一説がありました。

最近、お客様の中でも10歳未満で心臓疾患が出てくることが多くて・・・(T_T)

もちろん、全てのフードに使われている訳では無いのでしょうがここまで心臓疾患が多いと、疑わざるを得ない所があります。
また、その危険な油脂ではなくても粗悪なフードに使われる原材料に多く使われているのは・・・
タンパク質ではなく、糖質(特に小麦)が多いような気がします。

タンパク質は体の組織を作る材料となります。
ですがタンパク質だけでは組織になる事はありません。微量栄養素のビタミン、ミネラルが絶対的に必要なんです!!

糖質は主にエネルギー源ですね。
体を作るという目的よりは体を動かす為のものと考えると良いのかもしれません。

エネルギー源は糖質だけではなくアブラもその働きをします。
ただ、アブラは細胞膜の大切な材料となります。
細胞一つ一つがきちんとした強い膜で覆われるためには、やはり質の良いアブラが必要かな?と。

心臓は筋肉で出来ていて生きている間休むことなくずっと動き続けてくれています。
赤ちゃんの時に出来た心臓が死ぬまで変わらない細胞のまま!!っていう訳では無いですよね?細胞はある程度のサイクルで生まれ変わっているのです。

強い体を作るのはやっぱり良質の材料が必要な訳で~^m^

そう考えると、安楽死に使っていた薬剤が・・・云々と言うよりは製造工程が不透明のドッグフードの原材料の疑問の方が私には強く感じられました(>_<)

もちろん、心臓疾患を患ったらきちんと診察を受け投薬する事も重要です。
「心臓」と聞くと、ついつい「死」に直結してしまいがちですが、先ずは体の中で何が起こっているのか?それによって今の愛犬の体調がどうなのか?そしてどんな治療がベストなのか?をきちんと理解するようにして下さいね。

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愛犬の笑顔が長く続く事を願うのは、飼い主様なら誰でもそうだと思います。
私も~この子達の笑顔が長く続くように!!(特に凛!!興奮症で心臓心配・・・(>_<))と願っています。

P.S. 我が家は食事はもちろんですが興奮(行動)のコントロールの為のしつけも!!欠かせません(笑)