~犬暮らしの案内人~加藤初枝です
先日、ボランティア仲間と話す事がありました。
自分の犬をどう扱って良いか?分からなくなった飼い主さんが教室に長い事通ってくれています。
その子は頑張っている甲斐があってかなり良くなっているのですが、まだまだ小さな問題を抱えています。
ボランティア仲間が受けた相談が、
その子にはまだ難しい内容であったそうです。
例えば、我が家の犬でも「未来」と「凛」では個性が全く違います。
恐らく、凛は誰にでもすぐに打ち解け(甘え・・・が正解(^_^;))未来は、知らない人には警戒心がなかなか解けません。
二匹を同じように扱う事は難しく、私はそれぞれの犬に対して出来る事や出来ない事を理解しているつもりです。
未来は人に対して警戒心があるので、たくさんの経験をしてもらって人がいても大丈夫なように教えていますが、決して「人に対してフレンドリーになって~」等と無謀な想いは抱いていません。
警戒して吠える事をしなくても、危害を与える人間は「私が」近寄らせないようにしている!!という事です。
それでも、散歩中に目を引くのはやっぱり「未来」なんです。
見知らぬ人が声をかけてきますが、私は未来の様子を見て、対象の人が未来の苦手な要素を持っていないか?確認しています。
最近では、凛が一緒にいるので未来が難しい時には
「こっちのチビの方が人大好きで~。大きいのはちょっと人が苦手なんです~」
と言って逃げます^m^
この時、人間側の(断ったら悪いかな?)という気持ちは捨てています(笑)
だって、未来が嫌がっているのに私が「はい、どうぞ」と未来を守らなければ「未来」は誰を頼りにしたら良いのでしょう?
飼い主が頼りにならない・・・(-_-;)
と判断した犬は、むやみやたらに吠えるようになるかもしれません。
自分で自分の身を守らねばならなくなるからです。
これが「問題行動」に発展する事が多いのです。
先ずは、ご自身の愛犬の個性やどんなものが好きでどんなものが苦手なのか?理解してあげて下さい。
そうすれば、愛犬にとって必要では無い物を人間の方が押し付けている事に気づく事が出来るのだと思います。
小さな事に気づける飼い主さんは、愛犬から絶大な信頼を得てる事と思いますよ。
noteにも、記事をアップしています。
宜しければご覧くださいね♪
「愛犬の個性を理解する」
https://note.mu/inunotokoyasan/n/nf05f4b8eeec7