被災地に向けての支援物資の注意点

 

~犬暮らしの案内人~加藤初枝です

本日は、皆さんにちょっと知っておいて欲しい事を書きたいと思います。

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これは、先日、私が用意した熊本、大分へ向けた支援物資です。
皆さんの中でも、何かしてあげたいけど・・・どうすれば?という方も多いかと思います。

TVでも、報道があったので目にした方も多いかと思いますが、支援物資の仕分けがとても大変なのはご存知でしょうか?

メディアで

「〇〇が足りない!!」

と言えば数日後にはどんどん段ボールが送られてきます。
もちろん、それ自体はとてもありがたい事なのですがこの段ボールの中身が受け取り側には分からない事が多いのです。
そして、皆さんの善意からだとは思いますが、

「どうせ送るなら、あれも、これも必要かな?」

と、いろんなものを一つにまとめて送る方がいます。
これも、とってもありがたいのですが支援物資は分かりやすく使いやすいものから使われます。

中に何が入っているか?分からないものは後回しにされることが多く、もし、タオルなどの雑貨と食品が一つのダンボールに入っていると、使いたい時に使えず、食品が使えない状況になる事もあるのです。

ですので、

もし被災地に何か物資を送るとしたら(個人宅に向けたものは別ですよ~)タオルなら、タオルだけを一つの箱に入れて送ってください。

私は今回、新品のタオル類を一度洗濯して、犬用は何度か使用済みである事(いらなくなったボロの様なものは失礼です)を分かりやすく明記して梱包しました。

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また、先程書いた何が入っているか?

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こう書けば良いと思う方、多いかもしれませんね。
実はこれもNG。
支援物資はたくさん届きます。ダンボールも何箱も届きます。
積み重ねられたその段ボールの中身が一目瞭然で分かるようにしないといけないのです。

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写真には撮りませんでしたが、違う面にも中身は「タオル」である事が明記されています。

誰が、どんな状況でも分かる事

がとても大切です。

現在、私の友達が未来のお里でもある(元UKC JAPAN)現J-Tazアニマルシェルターに入ってくれています。

未だ帰れぬ福島の子たち・・・

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写真数点もらいましたが本当に長い年月が経っているのだな・・・と思いました。
私も散歩した事がある子たちが寝たきりになっていたりします。
その中で熊本・大分の震災での一時預かりを代表が申し出てくれたそうです。

自分の身に起こっている事では無いから・・・では無く、どうすれば愛犬を守る事が出来るのか?をお考えになってくださいね。

必要な物資があるようなら連絡が入る事になっていますので、その際には皆様にご協力お願いするかもしれません。
よろしくお願い致します<m(__)m>