今度は九州で地震による災害が起こりました。
木曜日夜から、ずっと続いている地震で被災された方々の心労はかなりのものかと思います。
5年前に起きた東日本大震災を思い出します。
地震直後の津波と続く余震、原発の問題・・・。
私の地域では計画停電も経験しました。
たった1時間程度の停電でしたが、とても寒く辛かったのを覚えています。
今現在、避難生活をされている方々に一日も早く日常が戻りますように・・・と願わずにはいられません。
テレビの報道やfacebook等でもやはり目につくのは被災した犬や猫たちがどうなっているのか?という事です。
家が潰れてしまっては、避難所に入れないから家で過ごす・・・。という事も出来なくなります。
車も同様で、どんな状態になっているかで避難していられるのか?無理なのか?また、エコノミー症候群にも気を付けなければいけませんね。
万が一、自分たちが被災した時の事を少し想像してみる事はとても重要な事なのかもしれません。
愛犬を抱えての避難が難しい場合、動物愛護団体が早い段階で動いている事を知っていて下さい。
必ず災害地の近くまで来てくれている事。
どうしても一緒に避難が難しく、困ってしまう場合には愛護団体を探してみるという事を知っていて下さい。
また、預ける事になった時には出来るだけ愛犬の体に情報が残せるのが良いです。
マイクロチップに限らず、簡単に出来る事と言えば首輪や胴輪に住所や名前を書きこむ事です。
リードは外すことがありますから、首輪や胴輪の方が良いです。
一度にたくさんの犬や猫が集められますから、現場は混乱します。
混乱時には、最低限のお世話しか出来ません。
飼い主様が「この子の為に・・・」と手渡した愛犬用の避難袋などは正直その子の為に使われるか?は分かりません。
犬は自分でしゃべる事が出来ませんから、体から離れてしまう情報は意味のないものになってしまう可能性がある事を理解して下さい。
平時ではなく緊急時なのです。
「自分のうちの子だけ」ではないのです。
ですが、状況が落ち着いて来れば環境を整える事が出来るのです。
その時の為に、飼い主さんが出来る最低限の事をしておくことは後々の犬の生活には重要です。
お店では、首輪に装着できる鑑札入れの販売もしています。
メモ用紙(名前や住所その個体の名前や病歴など記載しておくことが出来ます)、鑑札をビニールで包んだモノを入れてそれを首輪に装着する事が出来ます。(治療中の薬を入れておくことも出来ます)
これを、避難袋の中に入れておくといざという時すぐに首輪に装着する事が出来ます。
愛犬の為に出来る事が無いのか?
この機会に考えてみて頂けると嬉しいです。
また、お店でトリミング中のワンちゃんが粗相をしてしまった時の募金「わんこトイレ募金」が今現在¥5319集まっています。
今回は緊急時なので、熊本の支援物資に変えて寄付させて頂こうと思っています。
個人的に支援する場合には、愛護団体やボランティア団体も怪しい団体が多く存在しますから、良く調べた上で支援をしてあげられると良いかと思います。
未来(みく)のお里でもあるJ-Taz’s アニマルシェルター(旧UKC JAPAN)は東日本大震災時に被災した犬と共に福岡に移転して未だ帰れない犬達の面倒を見てくれています。
今回の地震でも一時預かり先の施設として受け入れをされるようです。
良かったらこちらのブログをご覧ください→「J-Taz‘sアニマルシェルター」
災害はいつ、誰の身に起きてもおかしくは無いのです。
その時の為に出来る事はなんですか?