~犬暮らしの案内人~加藤初枝です
ここ最近、高齢犬のワンちゃんの様子を見る事が多くなっています。
若い時には気にならなかった「ちょっとした困り事」が高齢時に大きくのしかかる事があります。
例えば・・・
飼い主さんが帰ってくると嬉しくて興奮する
食事の支度をしていると嬉しくて興奮する
食卓で食事をしていると二本足で立っておねだりをする
抱っこしてほしいと二本足で立ちあがる
犬が嫌がる事はできるだけしないようにする
トイレは完全外派なので、雨が降っても必ず散歩に出る
家での一人での留守番が出来ない
来客や、宅配の人が来ると興奮して吠えまくる
などなど・・・^^;
高齢時には若い時には予測もしなかった体のケアーや、病気が出てきます・・・。
例えば・・・
足腰に痛みが出て、なるべく走らせたり、ジャンプさせられない
心臓が悪くなり、安静が必要
顔周りのケアーが必要になる(目薬、耳に点耳薬、口のまわりの汚れをキレイにする・・・)
トイレの回数が多くなり、お漏らしをするようになる
などなど・・・。
私の所にもそういうご相談が絶えずあります。
私で出来るケアーはして差し上げますが、やはり毎日の事になれば
お店まで来て頂く手間
かかる料金
お店が嫌いな子にはストレスがかかる
などなど・・・。
やっぱり飼い主さんがしてあげられる事が一番だと考えます。
ですから、若いうち(健康上問題が無い時)から出来るしつけ、もしくは環境の整備をしてあげて下さい。
しつけは・・・、無理~
って飼い主さんなら、出来る限りの環境の整備や、飼い主さんの覚悟を決めて下さい!!
例えば
フローリングを無くす
チャイムの音を小さくして来客時にも慌てて動いたりしない
来客で興奮するなら、家に人を呼ばない
病気にならないように、食事は厳選したものを与える
犬の思うままに育てたのなら、その子の最期の時までその方針を貫く
などなど・・・。
きっとまだまだたくさんありますよ。
犬に合せる・・・
犬の思うようにしてあげる・・・
って事は人間側がかなりの我慢をしなければならないって事なんです。
しつけは無理~
な、飼い主さんはこちらを徹底的にやってあげるのも犬にとっては幸せな生活なのかもしれません。
あなたなら、どちらを選びますか?