~犬暮らしの案内人~加藤初枝です
今日は少しだけ・・・
真面目なお話し・・・
トリミングって・・・
愛犬をキレイで、可愛く、お手入れしやすいように
人間側が望むことが多いですよね
果たして?犬が望むのか?
と言われれば
ほとんどの犬たちは首を横に振るかもしれませんね(>_<)
私がトリマーになりたいと思い、学校に通い始めたころ・・・
(軽く30年は経ちます・・・年がバレる 笑)
当時は、今ほどトリミング犬種と生活する人も少なく
ペットサロンも少なかったですね
今よりも
確実にお手入れ不足の犬たちも多く、しつけも行き届いていない犬も多かったかもしれません
大毛玉でブラッシングするも
犬たちは毛が引っ張られて痛い思いをする(手入れが行き届いていなければ長時間の作業になります)
痛いから苦痛から逃れようと噛みつく子もいました
一年に一度(狂犬病の集団接種の時期だけ)
シャンプーをしに来る外飼いの犬もいました
知らない(経験が無い)からシャンプーも大暴れと言うような犬も多かったです
それでも、お店ではお客様の注文どおり
キレイにしてお返ししなければお仕事になりません
新人の私は、まだまだ犬の扱いになれておらず・・・
技術もまだまだ
時間ばかりかかって犬にも負担を与えていたんだろうと・・・
当時を振り返れば
犬たちには申し訳ないことをしたな・・・(T_T)
と・・・
もちろん、先輩方がタイミングを見て教えてくれたり
時には作業を変わってもらわなければならない時もありました
だれしも
見習いの時期はあるものです
でも、それは人間側の理屈
犬からしたら・・・
キレイにしなくてもいい
いい迷惑だわ
ってことなんだろうと思うんです
トリマー歴も30年以上
今は駆け出しの見習いではありません
残りのトリマー人生において
犬たちの皮膚や被毛の管理が見極められるように
犬たちに負担をかけない施術を極められるように
犬たちがトリミングを嫌いにならないように
この3つを念頭に置きながら
日々のお仕事をさせてもらいたいと思っています
HYDRAシャンプーのおかげで大半のワンちゃんの皮膚や被毛の状態が良くなっています
犬を扱う、経験も技術も負担をかけない施術が出来ると思っています
最後の・・・
犬たちがトリミングを嫌いにならないように・・・
これがこの後10年の課題だな~
と思っています
出来る限り
個々の個体の性格を理解し、嫌と感じないように
どうやったら出来るのか?
試行錯誤な状態は続くと思いますが
日々の課題にしたいと思います
飼い主様のご協力が必要になります
愛犬がシニアになっても人間側のキレイにしてあげたいという欲求を飲んでもらえるように
一緒に教えていってもらえたらと思います
宜しくお願いいたします<m(__)m>