~犬暮らしの案内人~加藤初枝です
ここの所、色々バタバタで~
すっかり更新出来なくて<m(__)m>
今日は日頃から私が思っている事を書きたいな・・・って思います
犬って可愛いですよね~
私も理由は分からないけれど、物心ついた時から
犬が好き
でした(多分・・・^^;)
一緒にいると本当に癒されますし、種の違う動物なのに
家族や友人などとは違う意味で自分にとって最愛の対象だったりしますね
大昔から人間の傍で暮らしてきた(犬は食べ物の残飯などをもらえ、人は犬達の特殊な能力に気づき、近くに置いていた・・・とも言われています)犬達・・・
彼らの人間社会への順応性には、本当に敬意を称します<m(__)m>
だって・・・
人間が犬の社会で生活・・・出来ますか?(笑)
間違えてはいけないのは・・・
犬は犬であって人間では無い事!!
犬という動物であることを人間が理解をして、犬が犬らしく暮らせる事も私たちは考えなければいけないのでは?ないかと思います
犬が犬らしく・・・
においや音で情報判断をする
→目は鮮明に見えるわけではなく、散歩時の臭い嗅ぎなどで情報を得たり、音などにも敏感に反応する
楽しい事・良い事には近寄り、嫌いな事・怖い事は避け
→人間のようにあいまいな部分は無し
毎日の変化を望まず
→変化の無い方が安心できるが、人間の都合で変化に対応しなければならない
強くて頼りになる者に従い
→犬を自由にさせれば、意思決定を犬自身がする事になる・・・すなわち、群れ(家族)の統率を図るために神経をすり減らす
過去を振り返ったり未来を考える事をせず
→「今」その時を生きる動物
病気になったからと病院には行かず
→痛みや苦痛があっても動かず、病院に行こうなどとは考えない
ざっと挙げてもこれくらい・・・あります
犬をより知れば人間との違いはもっと細かく明確になります
犬が人間社会で上手く生活してくれている・・・
それだけでありがたいと思うんです
でも、多くの飼い主さんは人間の都合に合わない部分を嘆くばかりで犬という動物を理解していない方が多いんだと思います
知能指数からしても人間の方が遥かに高く、犬と暮らす上でどうすれば上手く扱う事が出来るか?なんて・・・
本当は容易に考えられるはずなのだと思うんです
申し上げたいのは・・・
種の違う生き物と暮らすのだから、せめて相手がどんな生き物なのか?を理解する事=勉強する
ってことです
犬は未来を考えられませんが、人間は予測をして行動する事も出来る
犬と暮らした経験が多い人は、過去の経験から物事を判断できたりする
でも・・・
現実に・・・
こんなはずじゃなかった
なんで、こんな性格の犬を迎えたのだろう・・・
と嘆く飼い主さんも多いのです
酷い場合は・・・犬が不要になり放棄する人間も多いって事(T_T)
先日、こんなブログを見ました
kmdogのブログ「ブリーダーと保護活動について」
日本でも多くの犬達の命が人間の都合で処分されています
このブログの中に出て来る【神犬】
神のような犬では無く、文字表記なら【噛み犬】が正しいのでしょう^m^
筆者はアメリカサンディエゴでトリマーをしている方です
文章にあるように
性格を変える気はない
でも上手く生活している
もちろん、噛む犬は危険度が高いケースもあります
一般の犬を知らない人間では扱えない子もいます
ですが、彼女も私と同じく犬と接しているプロなので上手く扱う事が出来るのだと思うんです
こういうと・・・
だって・・・プロだから・・・
私たち素人には無理~~
って言われる事もあります
でも、でもね・・・
犬は文句も言わずに人間社会の生活に順応してくれているんですよ
彼ら【だけ】が、人間の都合に合わせてくれるのって・・・
当たり前でしょうか?
人間の都合に合わされて
ストレスをためている個体もいる
運動不足でイライラしている個体もいる
きっとね・・・
トリミングだって
犬からしたらいい迷惑ですよ
多少汚れて臭いがするくらい・・・
犬にとっては何でもないはずだから・・・
じゃ~どうすれば?
犬は順応性が高い動物です
人間社会のルールや生活の仕方を飼い主が教えてあげる事ができるって事です
トリミングが迷惑だと犬が思っているから
汚れた犬と暮らせ
と、言っている訳ではありません
トリミングはこんなものだ
決して怖くないし、痛くない
と教えた上で
ある程度のルーテインに入れてしまえば、きちんと対応できるんです
人間と犬が歩み寄ってお互いが負担なく
飼い主である人間がリードしてあげてほしいと願います<m(__)m>