普段できない経験を・・・【犬の学校】

~犬暮らしの案内人~加藤初枝です

200810121716000

写真は我が家の先代のトイプードル、ちょび♂です
この写真は・・・
亡くなる少し前の写真だと思います

何度かこの子についてはブログにしてきましたが、また・・・
振り返ってみたいと思います^m^

ちょびを我が家に迎えたのは、初代のスピッツMIXのチコを亡くして3か月程ペットロスになり・・・
いい加減働かなければ・・・


仕事を再開したペットショップで出会いました

当時は・・・
犬の立場になって考えたりする事は無かったな~^^;

可愛い~♡
飼いたい~(←暮らしたい・・・じゃなかった)

家には父も自営で在宅が多く、母も殆ど家にいる
妹もまだ学生で

誰かしら家には人がいる

お家でした
ちょびに何か指示を出して従わせる事も・・・
してなかった(>_<)

それで何も困る事は無かった

でも・・・
ちょびが12歳の時に父が他界
まさかね・・・まさかちょびより父が先に亡くなるなんて・・・

 

葬儀の日

ちょびを獣医さんへ預けました
葬儀が済んでお迎えに行って自宅に戻した時・・・

彼の声はかすれ
目は血走り
行動は落ち着きなく動き回る・・・

12年間、自宅以外の場所で家族から離れた見知らぬ場所で1泊しなければならなかった、ちょび・・・

この時の様子を
私は今でも覚えています

犬は変化を好まない動物です
毎日、毎日変わりなくルーティンが繰り返されることを退屈だと思いません
むしろ安心します

若いうちならまだキャパも広がっていたことでしょう・・・

 

ちょびには本当に悪い事したなって思います
小さい頃から人間側の生活の変化に対応させるべく、いろんな事を教え、経験させておけば良かった・・・

 

犬も高齢になればなるほど頑固になり、より!!変化を好みません
何かいつもと違う事があれば
多大なストレスとなるでしょう

先日、年の近い二匹のワンちゃんの飼い主様とお話しました
少し前にお兄ちゃんタイプのワンちゃんが亡くなりました
もう1匹は小さい時から目が見えないワンちゃん

目が見えない子はお兄ちゃんと一緒にいればお留守番が出来ていたのに、今は出来ません
飼い主様はカートで買い物なんかは一緒に連れて行くし、この子のやりたいようにやらせているから

「ストレスなんてないでしょ」

・・・と

でも、良く聞くと
歯医者さんなどに飼い主さんが行くときには自宅に一人で置いておく、と・・・

帰宅するとずっと鳴いている

って・・・(T_T)

 

この話を聞いて・・・
目の見えない子が多大なストレスを受けているとおもいました

買い物に行くときは一緒に行こうね~
お留守番できない出掛けないよ~

って言っているのに・・・

何故?
お医者さんは別なの?

 

ホントはね
いつでも安心して待っていられるように
お留守番の仕方を教えておいてあげれば良かったのだと・・・

飼い主さんに理解して頂くには
なかなか難しい問題なのですが
目が見えなくて可哀そうだから、自由にするのではなく
目が見えないからこそ、こうしていれば安心だよ
と、教えてあげていれば
この子のストレスは軽くて済んだのだと思います

 

いつも、いつも
お伝えしていますが・・・

犬は変化を好みません
でも、変化するのは人間です
だから、変化に強い子に育てておいてあげる事

これって大事です

ご自身で変化をつけた生活をさせること・・・
なかなか難しいですかね?
例えば・・・
用事もないのにホテルに預ける
犬と一緒に外出する機会を沢山作る(行先はカフェや、イベント、旅行やドッグランいつもと違う場所への散歩など・・・)
1日のルーティンをわざと変える
家族が家にいてもクレートやケージに大人しく入らせる
たまにはフリーで留守番させる(ケージ慣れしている子)
その他・・・たくさん~~~

いつも違う事が当たり前
にしてあげておくと変化に強い子に育ちますよ

そんな事~
自分じゃ無理~
って方は・・・

トレーナーのくまこさんが開催している【犬の学校】
おススメですよ

くまこさんのブログはこちら→ 

次回開催は

9/3(火)
9/26(木)

9月は2回開催です
気になる方は是非お問い合わせくださいね